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ドラマとアニメなどの感想、ネタバレなどについて書いています。

波瑠 「世界一難しい恋 」感想と視聴率

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「世界一難しい恋 」感想と視聴率

『世界一難しい恋』は、2016年4月13日から
日本テレビ系「水曜ドラマ」よる10時枠で放送された。

平均視聴率は12,83%で10%を一度も切ったことはない。

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出典 http://www.ntv.co.jp/sekamuzu/
主演が嵐の大野智と人気の波瑠、名脇役に小池栄子
ということも視聴率に影響しているとは思うが、
ともかく内容が素晴らしい。

終わり方も、同棲して1年が経ち、まだ結婚はしていないが
なかなか良い雰囲気で、大変素晴らしい。

続編を期待する声も全体の16%とNo.4にランクされている。
ぜひ続編が出ることを期待しましょう。

なお、11月16日にDVD等が発売されます。
これも必見です。


『きょうは会社休みます。』などを手掛けた脚本家、
金子茂樹のオリジナル作。

舞台は神奈川県横浜市。
主題歌は嵐が担当している。

 

概要

有名ホテルチェーン・鮫島ホテルズの
社長である鮫島零治は経営手腕はあるものの、
内面は自分本位で子供っぽい性格難あり男だった。

そのため社員からは疎まれており、
女性からは初対面からドン引きされてしまう。

さらに自分では欠点にまったく気づいていないので
34歳にして恋愛経験はほぼゼロ。

そんな男が恋に落ち、恋をかなえるために不器用ながら奮闘し、
人間的にも成長していく姿を描くラブコメディ。


同ドラマの高評価の理由のひとつには、主演を務める人気グループ・嵐の大野智の俳優としての技量による部分が大きいようだ。すなわち“性格難あり男”を演じさせたら天下一品ということである。
但し、大野にとっては初のラブコメ挑戦作品であり、あまり得意ではないジャンルとも言える。
 
 大野が演じるのは、34歳独身の一流ホテル経営者・鮫島零治。高年収で容姿もなかなかだが、他人への評価が厳しく、自分には甘々の“性格難あり男”だ。そして一番のポイントは、「恋愛偏差値が中1レベル」ということ。ズバズバ物申す女性社員・美咲(波瑠)にひと目惚れすると、彼女の気を引こうと大わらわ。イジメたり、突き放したり、告白するための策略を巡らせたり……と右往左往する姿は、中1というよりは小学生のよう。加えて、メダカやキノコが好きという“オタク”的な一面も持つという、言ってみれば“大人こども”のような役どころなのだ。

“大人こども”的な役柄は、『怪物くん』でも、怪物ランドのプリンスとしてワガママし放題。でも、何だかんだ言っても最終的にはがんばって、人間的に成長していくという意味では、初ラブコメとは言いながら、今回の『世界一難しい恋』の役どころも共通している。
さらに大野の物静かで達観しているような雰囲気と相まって何ともハマっている。

 優れた才能が集う嵐の中でも、歌も踊りも定評があるリーダー・大野だが、バラエティ番組ではいじられ役であり、メンバーのなかで前に出過ぎることはなく、マイペースな独自の立ち位置を崩さない。そうした大野の姿勢に好感を抱いているのは、嵐や大野ファンだけでなく、ドラマ視聴者にも多いことだろう。“初ラブコメ”である本ドラマの好調ぶりも、カッコよく見せることに微塵もこだわっていないであろう“顔芸”のおもしろさ、演技のよさがキャラクターに完全に重なって、大野の俳優としての技量が引き出されている。

 

主要キャスト

鮫島 零治(さめじま れいじ)〈34〉( 大野智 )
鮫島ホテルズの社長。結婚相手を探している最中、入社してきた美咲を見初めてなんとか美咲に近づこうと奮闘する。
和田を煙たがっていたが、自分の弱点である恋愛に関する個人教授をしてくれることになり、以降師匠と呼ぶことに。
すったもんだの末、美咲に想いを打ち明けた所、受け入れてもらえる事になったのだが・・・。

柴山 美咲(しばやま みさき)〈25〉( 波瑠)(幼少期:信太真妃)
鮫島ホテルズに中途採用された社員。零治に恋心を寄せられるもまだ零冶の気持ちに気づいていない。
が、零治から告白され、悩んだ末零治と付き合うことを決意する。

村沖 舞子(むらおき まいこ)〈35〉( 小池栄子)
零治の秘書。度々零治にアドバイス(主に恋愛ごと)を送ったりしている。時には零冶に反論する事も辞さない。

あらすじ

第1話

鮫島ホテルズの社長・零治(大野智)は気難しく、自分の基準に満たない仕事ぶりの社員や、些細なことでも自分の意に添わない社員を次々とクビにするほど。社員たちは彼を恐れ、敬遠していた。

ある日、箱根にあるホテルへ視察に行った零治がいつものように厳しいチェックしていると、大浴場で掃除をする女性と出会う。彼女は鮫島ホテルズに中途採用された美咲(波瑠)で、研修のために各地のホテルを回っていた。零治に意見を求められた美咲はホテルのどこにも牛乳を売っていないことを指摘し、客は風呂上がりに牛乳を飲みたいと思うのではないかと言う。鮫島ホテルに牛乳を置いていないのは、零治が牛乳嫌いだからだった。零治は物怖じせずに意見を言う美咲に戸惑いながら、牛乳など置く必要はないとはねつける。

そんな零治も最近、結婚を考えるようになり、見合いを重ねていた。発端は、ライバルであるステイゴールドホテルの社長・和田(北村一輝)。和田は、いつも女性を連れ歩くような華やかな男で、零治とは正反対。和田とパーティーで会うたびに一人でいるのをバカにされ続けてきた零治は、次こそは婚約者を見せつけると決意。和田と顔を合わせる次のパーティーは、2か月後だった。

零治は、社長令嬢の志乃と見合いをすることに。気遣いができない零治が志乃に連絡先を聞こうとすると、携帯電話を持っていないと言われて教えてもらえない。零治は、これまでの見合いがすべて相手から断られているという事実を舞子(小池栄子)から聞かされる。零治には、その理由が分からない。零治は、自分が女性から嫌われていることに初めて気付く。舞子は零治が正直過ぎると指摘し「嘘がつけない男は絶対にモテない」と告げる。

そんな中、零治は、美咲が社長室に置かれた水槽のメダカにエサをあげているのを見かける。そのメダカにエサをあげるのは零治の専権事項で、他の人間がやることは許されない。激怒した零治は、美咲にクビを言い渡そうとするが…。

第2話

2ヵ月後に開かれるホテル協会のパーティーに美咲(波瑠)を婚約者として連れて行くと決意した零治(大野智)。しかし、彼は舞子(小池栄子)から、美咲にはベルギー人の恋人がいるらしいと知らされる。

美咲の先輩社員・三浦(小瀧望)からの情報と聞いた零治は、彼に近付いて美咲のことを聞き出そうとする。しかし三浦も、詳しく知っているわけではなかった。零治が美咲について知りたがるのは社員を心配しているからだと思い込んで感動する三浦。彼は、若手社員が集まる飲み会があるので、そこで美咲本人と話して真相を突き止めてくると零治に約束する。

三浦によると、美咲の元恋人はベルギー人のミルコという男で、美咲がパリのホテルで働いていた頃の同僚。美咲とミルコはすでに別れていて、彼女に今付き合っている男性はいないということだった。今度は美咲の過去が気になり始め、彼女をあきらめると言い出す零治。彼は舞子から「器が小さい」と言われてしまう。

一方、美咲は、零治がクビにした清掃員・松田(美保純)の再就職に関する仕事を進めていた。美咲が松田に紹介した再就職先は、和田(北村一輝)のホテルだった。それを知った零治は激怒し、美咲を問い詰める。しかし、美咲はひるまず、零治の理不尽さを指摘するのだった。

やはり美咲をあきらめきれないでいた零治は、彼女に嫌われてしまったと後悔。舞子は「何があっても笑顔で受け止める大らかな心を見せれば、美咲に見直してもらえるはず」と零治を励ます。零治は美咲の心をつかむため、自分の行いを改めることに。彼は、大嫌いな和田に頭を下げて松田の再就職を頼み、社員たちにも優しく接するようになるが…。


第3話

ある日、零治(大野智)は、会社のスポーツジムで美咲(波瑠)と二人きりになる。すでに自分の思いが美咲に伝わっていると思い込む彼は、美咲が自分と同じ時間帯にジムに来るのは、彼女も好きになってくれたからだと舞い上がる。

そんな零治に舞子(小池栄子)は、美咲が零治と二人きりになっても平気なのは零治の恋心に気付いていないからで、「好きだ」とはっきり伝えなければ恋愛は始まらないとアドバイス。零治は、美咲に自分の思いを伝える決意をする。

零治は、美咲が企画した鮫島ホテルズ京都の改装案を採用。零治は自分がこのプロジェクトの陣頭指揮を執ると言い、企画戦略部部長の白浜(丸山智己)と美咲をプロジェクトチームのメンバーに選ぶ。

そんな中、零治が撮ったキノコの写真が雑誌に掲載される。零治はキノコが大好きで、キノコ専門誌に写真を投稿していた。彼は、美咲にこの雑誌を見せれば、意外な一面を知ってもらえて自分を好きになるはずだと考える。そのアイデアも舞子に一蹴された零治は、美咲に雑誌を見せてから「オレはキノコが大好きだ…オマエのこともな」という口説き文句で彼女を落とす作戦に変更。

新プロジェクトの会議が終わった後、美咲に自分のキノコ写真が載った雑誌を見せようとする零治。その時彼は、白浜と美咲の会話を耳にして、がく然とする。白浜から和田(北村一輝)との関係を尋ねられた美咲は「パリにいた頃、和田と食事をしたことがある」と答えたのだ。美咲と和田が深い関係だったと早合点した零治は「今度こそ許さない」と逆上し、美咲をクビにすると宣言。

翌日、零治は、美咲を社長室に呼び出す。すると彼は、美咲から意外な話を聞かされ…。

第4話

社内恋愛のエキスパートを自称する和田(北村一輝)から「俺の言う通りにすれば間違いない」と言われ、彼に弟子入りした零治(大野智)。実は舞子(小池栄子)が和田に、零治に恋愛の極意を教えてほしいと頼んでいた。

ある日、零治は美咲(波瑠)に「好きな色は何色だ?」と尋ね、その答えを聞いて何事もなかったように去っていく。それは、和田に授けられたテクニックの一つだった。和田によれば、この質問で相手が自分にどの程度興味を持っているかが測れるという。

翌日、美咲から零治に"脈あり"の反応が返ってくる。大喜びした零治は和田の「職場以外で二人きりになる」というミッションを実行に移す。和田からは「仕事にかこつけて一泊旅行に持ち込めたら完璧」と言われていた。

舞子は、新しいホテルに作るフレンチレストランのシェフ探しに美咲を同行させることを思いつき、零治に提案。零治が目を付けている静岡のホテルのシェフに会いに行くという口実で、美咲を旅行に連れ出す作戦を考える。

しかし、その仕事に美咲が同行する必然性は薄く、悩む零治に石神(杉本哲太)が、企画戦略部の社員全員にくじ引きをさせて、美咲に当たりを引かせればいいというアイデアを出す。零治は石神から、絶対に美咲が当たりくじを引くための仕掛けを伝授されるが…。

第5話

ついに、美咲(波瑠)に「好きだ」と告白した零治(大野智)。美咲からの答えは「考えさせてください」だった。なぜ美咲がそんなことを言ったのか、零治には理解できない。その話を聞いた舞子(小池栄子)は、美咲が零治との未来を真剣に考えた上での発言だと励ます。しかし、零治は前向きにとらえられない。

数日後、零治は、美咲とエレベーターで二人きりになる。答えが欲しくて仕方ない零治に美咲は「もう少し時間が欲しい」という。零治は、ますます不安に。
そんな中、零治は石神(杉本哲太)から、結婚の報告を受ける。石神は、零治と舞子を差し置いて自分だけ幸せになることを申し訳なく思っていた。

零治は会議で、鮫島ホテルズ金沢で利用頻度の低い託児スペースをなくしてシルバー層向けのサービスに活用するというアイデアを出す。社員が次々と賛成しているにもかかわらず、美咲だけが託児スペースの廃止に反対。自分にたてつくような美咲の態度に、「あの堂々たる反対ぶり、美咲は断るつもりでは」といら立つ零治。

彼は、空気を読まない正義感を持つ美咲が小学校の頃の学級委員に似ているから懐かしく思っただけで、恋ではなかったと言い出す。待たされるのが嫌いな零治の困惑は深まるばかり。舞子は、現実から逃げてはいけないと零治を諭し、和田(北村一輝)に相談するよう勧める。

零治は、和田に相談することに。美咲の返事を待つのが辛いという零治に和田は「待っている間に何をするかで恋が成功するかどうかが決まる」とアドバイス。零治は、今まで学んだ恋愛のスキルを総動員すれば、OKの返事が来る可能性が高くなると考える。
自分のイメージアップのために、美咲たち社員を招いて石神の結婚パーティーを開くが…。

第6話

美咲(波瑠)からOKの返事をもらい、ついに彼女と付き合い始めた零治(大野智)。零治と美咲は、水族館でデートをしたり、「レイさん」「ミサさん」と二人だけの呼び名を決めたりと関係を深めていく。

美咲から仕事とプライベートはしっかりと分けたいと言い、二人の関係は社内で公表しないことに。零治は、美咲とのやりとり一つひとつに喜びを感じ、幸せをかみしめるのだった。美咲を連れて行く予定のホテル協会のパーティーは、翌週に迫っていた。

零治は和田(北村一輝)に、美咲との交際を報告する。和田は、零治を祝福。零治は和田から、今度のパーティーはホテル協会会長の希望でダンスタイムが設けられることを聞かされる。美咲をパーティーに連れて行くつもりの零治は、彼女と踊ろうと考える。

そんな中、白浜(丸山智己)が土日で京都へ出張することになり、企画戦略部の中からサポートしてくれる同行者を募る。出張の日程は、ホテル協会のパーティーと重なっていた。

零治は、美咲に出張に行ってほしくないものの、彼女と公私を分けるという約束をした手前、仕事に意欲的な部下としての美咲を止められない。とはいえ、どうしても美咲をパーティーに連れて行きたい零治は、美咲以外のどちらかにジャンケンで勝ってもらうため、石神(杉本哲太)に、ある頼みごとをするが…。


第7話

美咲(波瑠)を怒らせてしまった零治(大野智)だったが、無事仲直り。お互いに会いたい気持ちが高まり、零治のマンションに美咲が来ることになった。

二人で楽しい時間を過ごした後、零治は思い切って、美咲に泊まっていかないかと誘う。遠慮しながらも、泊まっていくと答える美咲。零治はベッドで、美咲はその横に敷いたふとんで眠る。

一夜をともにした二人の間には、何も起こらなかった。美咲を家に泊めたことで満足していた零治だったが、舞子(小池栄子)からは「キスの一つもすればよかった」と言われる。

美咲が泊まったのは零治からキスされるのを覚悟していたはずだと言う舞子。舞子に問い詰められた零治は、今まで一度も自分からキスをした経験がないと白状する。彼は、美咲に最高のキスをプレゼントすると決意。

一方、狙っていたまひろ(清水富美加)が白浜(丸山智己)とうまくいきそうになっていると察した三浦(小瀧望)は、美咲に鞍替え。彼は、美咲にアプローチし始める。零治は計画通り、美咲とともに夜景の見える観覧車に乗る。そして彼は、美咲にキスをするチャンスをうかがうが…。


第8話

美咲(波瑠)とケンカになり、思い余ってクビを言い渡してしまった零治(大野智)。美咲は、鮫島ホテルズを退社する。

美咲がいなくなったために零治は落ち込み、社員たちも心配になる。社員たちは、美咲の送別会を開いて、そこで零治に美咲のクビを撤回してもらおうと計画する。

しかし美咲は、ステイゴールドホテルへの再就職をすでに決め、零治は激怒。さらに悪くなった2人の関係に、いら立つ零治。彼は、和田(北村一輝)が美咲を引き抜いたと思い込み、和田に抗議しにいく。

しかし、和田は美咲の方からステイゴールドホテルで働きたいと言ってきたのだという。さらに和田は、零治が好きだからという理由で舞子(小池栄子)にフラれたと零治に伝える。

舞子の気持ちを知った零治は、彼女を意識するように。そんな中、零治の父・幸蔵(小堺一機)が鮫島ホテルズのオフィスに現れる。しかし、零治は、幸蔵を冷たくあしらい…。


第9話

美咲(波瑠)ともう一度やり直したい零治(大野智)は、自分の欠点と美咲の欠点を認めて受け入れると宣言。

零治の申し出に対し、やり直すには条件があると答えた美咲。追ってメールで連絡すると告げる。その連絡メールには「しばらくお会いしたくありません」という一言が。零治は美咲の意志を尊重し、彼女と距離を置くことに。

零治は三浦(小瀧望)から、毎朝の通勤途中に美咲とすれ違って挨拶しているという話を聞く。偶然を装って美咲と会おうと考えた零治は、自分も自転車通勤をすると言い出す。しかし、美咲には会えずじまい。

美咲との約束を守りつつ、美咲に会うにはどうしたらいいかと試行錯誤する零治。美咲と偶然すれ違うためにステイゴールドホテルの近くにオフィスを借りようと物件を探していた零治は、風船を配っているゆるキャラを見かける。

これなら美咲に気づかれずに会えると、零治はゆるキャラの中の男・藤田(上島竜兵)に、着ぐるみを貸してほしいと頼む。藤田の特訓の末、ゆるキャラとして着ぐるみを着て街に出た零治。彼が人々とふれあっているところに、美咲が現れるが…。

美咲(波瑠)ともう一度やり直したい零治(大野智)は、自分の欠点と美咲の欠点を認めて受け入れると宣言。

零治の申し出に対し、やり直すには条件があると答えた美咲。追ってメールで連絡すると告げる。その連絡メールには「しばらくお会いしたくありません」という一言が。零治は美咲の意志を尊重し、彼女と距離を置くことに。

零治は三浦(小瀧望)から、毎朝の通勤途中に美咲とすれ違って挨拶しているという話を聞く。偶然を装って美咲と会おうと考えた零治は、自分も自転車通勤をすると言い出す。しかし、美咲には会えずじまい。

美咲との約束を守りつつ、美咲に会うにはどうしたらいいかと試行錯誤する零治。美咲と偶然すれ違うためにステイゴールドホテルの近くにオフィスを借りようと物件を探していた零治は、風船を配っているゆるキャラを見かける。

これなら美咲に気づかれずに会えると、零治はゆるキャラの中の男・藤田(上島竜兵)に、着ぐるみを貸してほしいと頼む。藤田の特訓の末、ゆるキャラとして着ぐるみを着て街に出た零治。彼が人々とふれあっているところに、美咲が現れるが…。

第10話

美咲(波瑠)を抱きしめ、大満足の零治(大野智)。とはいえ、彼は美咲とキスも交わさず、一人で帰宅した。

その様子を知った舞子(小池栄子)は零治に、美咲の気持ちをきちんと確かめていないのではないかと指摘。「恋愛の頂上はもっと上にある」と釘をさすのだった。さらに、和田(北村一輝)が、零治を訪ねてきた。

彼は、結婚することになったので、今度オープンする零治のホテルで最初に式を挙げたいのだという。零治は和田への対抗心から、自分が新しいホテルで最初に結婚式をすることになっていると言って断る。しかし零治は、美咲にプロポーズもしていない段階。

舞子は零治に、結婚を前提とした美咲との同棲を勧める。零治は美咲に同棲を持ちかけるが、もっとゆっくり関係を深めたいという理由で断られてしまう。さらに美咲は、零治の家に立ち寄ることすら避けているようだった。

どうしたら彼女が来てくれるのかと思案する零治は、会社のジムに来ている幸蔵(小堺一機)と出くわし、家へ連れて帰ることに。それをメールで伝えると、彼女は幸蔵に挨拶したいと言って零治の家に駆け付ける。幸蔵がいれば美咲も家に来やすくなるに違いないと考えた零治は、幸蔵と一緒に暮らそうと思い立つが…。